漢方薬は自然の生薬
漢方薬は自然の生薬(しょうやく)を組み合わせて作った薬です。新薬(化学薬品)のように化学的に有効成分だけを抽出したものではありません。ですから、吸収の鈍い食後よりも、吸収の良い食前に飲むことをおすすめします。新薬を食後に飲む主な理由は、副作用で胃腸が荒れやすい場合が多いためだと思います。それに、多少吸収が鈍くても、有効成分のかたまりのようなものとも言えるので、効果は充分にあるのです。
漢方薬には、基本的に胃を荒らす成分は入っていません。胃腸の調子を整える生薬を組み合わせる場合が多いです。
しかし、まれに「漢方薬を飲んで胃がもたれる」と訴える、胃腸の弱い患者さんもいらっしゃいます。そういう方には、原則にとらわれずに食後の服用をすすめる場合もあります。
よくある失敗は、漢方薬を食前に飲み忘れて、食事中に気付き「食前じゃなきゃダメだから」と勘違いして、1回分の服薬を見送るというものです。
これは最悪。
正解は、「飲み忘れたら気づいたときに飲む」です。
長期間飲む漢方薬の場合、1日の服薬量がだいたい同じになるように、飲み続けたほうがよく効きます。
もしも、朝の分を飲み忘れたことに昼気づいたら、朝の分を昼と夜に分けて、1.5回分ずつ飲むのも1つの方法です。
しょっちゅう飲み忘れて、漢方薬が手元に余ってるのに「漢方は効かない」と言われても、困ります。
粉や錠剤の場合は、溶けやすいお湯で飲むのがよく効かせるコツです。
溶けにくい野菜ジュースや、氷水などでは効き目はイマイチかもしれません。(それでも飲まないでパスするよりはマシですが…)
漢方薬には、基本的に胃を荒らす成分は入っていません。胃腸の調子を整える生薬を組み合わせる場合が多いです。
しかし、まれに「漢方薬を飲んで胃がもたれる」と訴える、胃腸の弱い患者さんもいらっしゃいます。そういう方には、原則にとらわれずに食後の服用をすすめる場合もあります。
よくある失敗は、漢方薬を食前に飲み忘れて、食事中に気付き「食前じゃなきゃダメだから」と勘違いして、1回分の服薬を見送るというものです。
これは最悪。
正解は、「飲み忘れたら気づいたときに飲む」です。
長期間飲む漢方薬の場合、1日の服薬量がだいたい同じになるように、飲み続けたほうがよく効きます。
もしも、朝の分を飲み忘れたことに昼気づいたら、朝の分を昼と夜に分けて、1.5回分ずつ飲むのも1つの方法です。
しょっちゅう飲み忘れて、漢方薬が手元に余ってるのに「漢方は効かない」と言われても、困ります。
粉や錠剤の場合は、溶けやすいお湯で飲むのがよく効かせるコツです。
溶けにくい野菜ジュースや、氷水などでは効き目はイマイチかもしれません。(それでも飲まないでパスするよりはマシですが…)